展示場のメーカーはおおむね回ったと思います。
実はあと2社で迷っていますが、頑張ってそこまでブログ追いつきます。
少々お待ちください(汗
この2社からなかなか決まらないんだなぁ・・・
人生 生きてりゃ、思い通りいかないこともあるけれど、それを幸せと 選ぶこともできる
展示場のメーカーはおおむね回ったと思います。
実はあと2社で迷っていますが、頑張ってそこまでブログ追いつきます。
少々お待ちください(汗
この2社からなかなか決まらないんだなぁ・・・
地域や家の考え方にもよりますが、
基本的に喪中(近親者が亡くなられてから1年間ほど)に大きな動き(引っ越し、高い買い物、家の契約 etc...)を避ける方が多いと思います。
ただし土地は生物。良い土地が見つかった時は周りの理解を得れば購入することもできると思います。
地域や宗教、環境による考えの差が大きいので、まずは近い方に相談してはいかがでしょうか。(家や土地はころころ変えられないので、周りの理解なくして動くことは避けましょう。)
土地。。。決まりました。
実はいろいろあってしばらく家活は延期していましたが、あれよあれよと言うウチに土地のみ決定です。(背景省略)
うまく描けませんが赤枠が土地。家はその中でも黒四角の中に建てるイメージですね。
車は西に3台ほど。
四角のマス目は身内の建物が立っています。
矢印の部分が車のよく通る道なので、なるべく道路から離したい!ということで、日当たりより外界からの距離を離すことを優先しました。
私的には日当たり優先で西側の家を提案しましたが、奥さんは道路に近いと覗かれる感じがして嫌なことと、何となく道路から離れていたほうが家全体も見えておしゃれ!なのだとか。
("おしゃれ"のタイプが私と奥さんでここまで違うとは・・・後ほど知るのでした。)
あまり気にしていなかった工務店さんですが(すみません)とちテレで放送されていたので完成宅見学会に行ってみることにしました。
特徴は
Q値:1.3, C値0.6
女性が考えた女性のための家
まずは完成宅見学会の感想から。よくある普通の家です。
外観も内装も文句はありませんが特徴もありません。
壁は壁紙、床はフローリング。ただ一つ特徴が。エアコンが1つしか稼働していません。そしてエアコンの吹き出し口に通気口が4つ。
高気密高断熱住宅のため、エアコン1台で家丸ごと賄えるのだとか。あいにくその日は良い天気で、性能は体感できませんでしたが、暖かかったのは間違いないです。
■高気密・高断熱+断熱方法
気密に関しては、全棟検査後引き渡しとのこと。基本はC値0.6だがそれ以下を目指しています。
断熱はQ値1.3と工務店ならではの高水準。その方法が特徴的。
天井はメンテナンスを考えてセルロースファイバー(新聞紙の細切れ)300mm
壁は外壁通気のおかげで湿気がこもらないためグラスウール24K(高密度グラスウール)
床は隙間風を防ぐ発泡ウレタン100mm+湿気対策(シロアリは湿気が大好き)の床下換気
と施工個所によって断熱方法を変えています。
ちなみに窓は北側をトリプルサッシ、南は軽いペアガラスにしています。
余談で、C値の経年劣化は営業さん曰く「ある」そうです。が、長く維持できるよう設計されているとのことです。まぁ、基準が0.6なら大きな問題でもないかな。
■女性が考えた女性のための家
設計には女性の方がついてアドバイスをくれるようです。
妻が話しやすい環境であるならば、良い押しポイントになりそうです。
■構造
基礎:ベタ基礎
シロアリ:一般的な表面塗布(5年保証)
換気:第3種
自由設計
■所感
実は気に入っています。すべての間取り・仕様が決まるまで契約しないという石井工務店さんですが、その真面目な姿勢は採用している技術や設備にも反映されています。
家の性能という点では正直ピカ1なんですが、少し気になっている点が。冒頭であった通り、外観も内装も普通だということです。
個人的には少し特徴的な家にしたいのですが、石井工務店さんにお願いする場合は少しこちら側にも準備と知識が必要になりそうです。
ちなみに価格は建物35坪で2000万円強ぐらいとのこと。
お高いのは知っていましたが、最高峰を見てみたいと思い行ってみました。。。
特徴は言わずもがな・・・
木造建築の最大手
自由設計
実績・ブランド・安定
でしょうか。
展示場だからか、今まで見た中でも内装の重厚感はNo.1
宇都宮インターパークは2008年ごろに建てられたものとのことだったが、外観・内装ともにデザインで見劣りはしない。
■木造建築最大手
住友林業は木造で国内No.1シェアを誇る言わずと知れたハウスメーカー。
木はほとんど輸入とのことだが、その使い方にはノウハウが詰まっている(ハズ)。
展示場に行くと、BF(ビッグフレーム)工法をしきりに勧められた。板を何枚も重ね、今までにないほどの厚さを持った柱を使用することで、木造建築にして大開口を実現できるようになった。
もちろんBF工法以外にも2x4(+モノコック:壁板で支える)や通常の木造軸組工法もやっている。
壁板にはモルタル壁の場合はキズレパネル下地(細い板を層にして通気と強度のアップを実現)も採用している。(サイディング・タイルは通常の下地)
床も無垢を進められましたが、反りを極力減らすための固定方法、角を削って立体感を出すなど、木に対するノウハウがたくさん詰まっている会社だと感じました。
■自由設計
手掛ける建物は数多く、デザインは思いのまま。楳図かずおの奇抜な家も手掛けています。。。言わないほうが良かった?
仕様も間取りも予算に合わせて考えてくれるとのこと。
■実績・ブランド・安定
自分はかなり重視したい項目ですが、潰れない会社であることは、家に永く住むための必須条件だと思います。
■価格
正直、手が出ません。提示した予算の+600万円で見積もりが来ました。恐らくここからも上がっていくことを考えると・・・(涙
でも時々その後家探しは順調ですか?って電話がくる。←いや、無理っす(汗
■シロアリ
タームガードといって、家の周りに定期的に防蟻剤を散布する機械を設置。15年で10~15万円なり。
■断熱・気密
最近ようやく高気密・高断熱仕様が出てきましたが、標準はグラスウールで
Q値:1.6(Ua値:0.46から換算)
C値:仕様から察すると5.0程度
<感想>
まぁ正直、仕様は言えば何とでもなりそうな感じです。ただ、価格が高いので、参考情報にとどめます(涙
特徴は
1.自由設計
2.アクアフォームの選択可
3.トリプル樹脂サッシの選択可4.おしゃれな内観
5.防蟻剤加圧注入の土台
最近増えてきました、泡断熱。ここもアクアフォームの選択が可能です。
でも基準はグラスウール。
一番の特徴はその間取りの決め方。住む人が何をしたいか、何を優先しているかをまず初めに聞き取ります。それをもとに営業の方が間取りを簡単に描いてくれるというものです。
確かに、、、プロにお任せするのもありですね。
お値段は少し高めとか。
内装も塗り壁で、間接照明や飾り壁など、デザインの引き出しが豊富。
桧家住宅と並んで気になっている住宅メーカーです。
■断熱・気密
Q値:最高1.56
C値:5.0(グラスウール)~0.7(泡断熱アクアフォーム)←35坪で50万円の差
■構造
ベタ基礎・コーナーハンチ(基礎の角面積が少し広い)
制震ダンパー(evoltz)
土台は桧 or カラ松の集成材
柱は材質聞くの忘れました。固定は軸組SE工法(住友さんと同じ技術で、極力柱に穴をあけないように、金具で木同士を固定する方法)
シロアリは土台が加圧注入 good! + 防蟻シート・柱は通常の表面塗布
■施工手順
これは一番大事かも。
着工はすべてプランが決まってから。
工程11回の現場監督とお客様の立ち合い。
他社にはない丁寧さです。面倒くさい人には大変かもですが、納得いくまで考えて、途中工程の節目も確認できるのは、お互い余計なトラブルにならないための基本ルール。どの住宅メーカーにするにしてもこれはやりたいですね。
■断熱仕様
トリプルガラス樹脂サッシの選択可。
断熱材はグラスウールが標準でアクアフォームも選択可。グラスウールも、除湿機構があればズレ落ちの問題なしとのこと。
アクアフォームは壁:105mm、屋根:225mm。屋根裏が使えそうですね。(屋根裏+60万円)
でも屋根裏は値段も高くなるしお勧めしないとのこと。やはり標準であれば安いものが、注文で追加追加していくと高くなるんですね、当然ですが。。。
■換気システム
第一種(パナホーム)熱交換率70% 屋根裏配置
■設備
基本注文住宅なので自由ですが、
無垢床(最近は種類選べばワックス不要なんですね)
塗り壁
全館空調(150万円)
■価格
坪単価:60万円(35~37坪)=2100~2220万円ぐらい?←値段も要相談
<感想>
とにかく内観がおしゃれ。「ムダがかっこよく見せる」とのこと。確かに・・・無駄ですね。でもそれが家のどこか1つでもあるだけで、家全体がおしゃれな家になるわけです。
まぁ、高いだけありますが、こだわるならアルネットホームさんかな。
特徴は
トヨタの子会社で関東地域のみの展開されている工務店、といったところ。
トヨタ子会社だけあって、一定の品質が保たれていることと、まずは潰れないことが何よりの強み。
■断熱性能
Q値:1.7~1.8
C値:-(構造からおそらく2.0)
断熱材は、屋根:グラスウール300mm, 壁:グラスウール85mm床:発泡ウレタン80mm
壁のグラスウールは営業さんの体験談から45年、カビ、たれ落ちなしとのこと。
■構造
ツーバイフォー(2x4)、+20万円でツーバイシックス(2x6)
ベタ基礎
■シロアリ対策
一般的な塗布(再処理は30~40万円)
■全館空調
桧家住宅は標準でありましたが、トヨタウッドユーホームは全館空調がオプション。だんだん全館空調やるところ増えてきました。コンチネンタルホームも追々話しますが全館空調。
営業の方曰く、
全館空調←→エアコン
設置:120万円←→50万円
月費用:15000円←→12000円
耐久性:15年(部品交換)←→15年(全交換)
フィルタ:1/月(2年で交換1.5万円)←→使い始めだけ?(家によるか。。。)
全館空調はエアコンに比べ、初期費用で70万円、部品/全交換を除くと10年でさらに10万円のプラス。
■間取り
本当に自由に決めるスタイルで、こだわり(知識)のある方なら問題なし。
個人的には展示場のスケルトン階段のぐらつきが少し気になる。。。
外観・内装は特に特徴なし(注文内容次第)
■価格
坪単価:50万円~
<感想>
トヨタがある限り安心。希望の全館空調がある。
C値(隙間)があるため全館空調は向かないか?内装も特に特徴なし。
やっぱり階段のぐらつきイメージが残ってしまいました。。。
土地から探すか建物(住宅メーカー)から探すか。。。
1.土地の購入時期
2.土地の条件
・宇都宮市内今住んでいる場所より会社から遠くないこと
・洪水浸水地域を外すこと
・鬼怒川より西側
・65坪以上(なかなか無いですね)
・環状線の内側(値段が高過ぎて諦めましたw)
・角地
・線路から遠い
・車がよく走る道路から遠い
・夜暗くならない
・途中狭い道がない
・バス停が近い(歩いて行ける)
・スーパーが近い(自転車で行ける)
3.家の向き
4.分譲地
むぎくらさんの期間限定建築条件なしの土地は角地で、確かに角地ならこれまた気になりませんね。
5.地盤調査
6.買い時
家探しを始めると必ず誰もが調べたくなるのがこのハウスメーカー。
1978年設立の会社で、工務店と名は付きますがここも大手のハウスメーカーです。
ただし、
広告や格付けによるむやみやたらなPRではなく、実力で戸数を上げていきたい!的な感じで、CMは流さない、東証一部上場もしないで戸建て販売戸数業界2位の実績。
会社の理念がそのまま商品になり、消費者もその理念(商品)に共感している証拠です。
その特徴は・・・
1.業界トップクラスの高断熱高気密
2.全館床断熱標準装備
3.ソーラーパネル設置が実質0円(売電による回収)
4.全ての柱・土台に防蟻剤の加圧注入
です。
1.業界トップクラスの高断熱高気密
その実力は、ずば抜けています。
(夢の家)Q値:1.16 / C値:0.71
(i-cube)Q値:0.76 / C値:0.59
言うことなし!
ウレタンを板状にしたものを外と内でダブル断熱。
換気システムも熱交換第一種換気システムで熱交換率は90%、破格の数値です(他社は70%が平均)
この断熱・気密は初期性能から75年、変わらないとのこと。
・第一種換気システム:強制的に吸気と排気を行う換気システム。計画的に換気でき、熱交換システムを使う場合は必須。結露に強いが、設備費は高価。(第三種換気システム:強制的に排気を行う換気システム。結露に強く、安価だが、気密が低いと隙間から風が入ってくる。)
2.全館床断熱標準装備
高断熱高気密だからこそ、床断熱は効果を発揮します。しかも全館(1Fも2Fもトイレも風呂も!)
言うことなし!
ちなみに一条工務店の床暖房は温水によるもの(6段階調節)。電気は劣化があり、高温になりやすいとのこと。ただし、温水も水漏れが心配ですが一条工務店は継ぎ目なし。チューブも100年劣化なしだそうです。
床暖房のメリット
・空気を動かさないためほこりが舞わない(女性の方は特に風に当たりたくないという方も。。。)
・足元が温かい
・部屋全体がまんべんなく温まる
床暖房のデメリット
・温まるまでにかなり時間がかかる
・夏は使えない(エアコンが必要)
・無垢床だと木が乾燥して隙間ができやすい
・乾燥する(暖房器具全般に言えることですが・・・)
・対流しないので体の上のほうが温まりにくい
3.ソーラーパネル設置が実質0円(売電による回収)
これどういうことかというと、設置は会社が費用を負担するので、相当額になるまで売電の売り上げを一条工務店にください、というシステムです。
ソーラーを入れたい方にはこの上ないシステム。よっ、太っ腹!
4.全ての柱・土台に防蟻剤の加圧注入
シロアリは下からだけではなく上からもやってきます。一条工務店の柱はすべて防蟻剤が加圧注入された木材を使用。10年、20年、30年で点検はあるものの、75年は大丈夫とのこと。
「家は性能」と謳っている通り、一条工務店の性能は申し分ありません。ただ知っておかなければならないこともいくつか。
・一条ルール(多少、融通の利かないこともちらほら)
性能を出すためか、2x6だからか、間取りの自由度はあまりありません。ただし、建物値段は床面積で決まるそうで、家の形状を変えても同じ面積であれば同じ価格なのだとか。
間取りだけでなく、ちょいちょいこの一条ルールが打ち合わせで出てくるのだとか(噂)
・設備の選択肢の少なさ
選択肢は少ないですが気に入れば問題ありません。質が悪いというわけではなく、好みなどで違うキッチンを入れたい!となってもそれは出来ません、ということ。
・自社工場で外壁タイル・ソーラーパネルを生産
自社はフィリピンにあり、人件費を抑え、より安価で仕入れられるようにしています。
とまぁ、どうしても断熱材にコストを割いている分、他の設備でトータルを調整しているようです。
建物は40坪で2700万±500万円程度とのこと。
自分はそもそも手が届かないのでした。。。(涙)
個人的には木造で探していましたが、視野を狭めるには早すぐる!と思って行ってみました。
軽量鉄骨を扱う大手ハウスメーカー、ダイワハウス。(木造もやってるょ)
特徴は
1.軽量鉄骨 外張り断熱
2.Σ型デバイス(制震ダンパー的な)
3.天井高2m72cm・大開口の窓4.高い遮音性
です。
1.軽量鉄骨 外張り断熱
軽量鉄骨にするなら外張り断熱にする必要があります。鉄骨が断熱材の外にあると外気温の影響を直接受けるので断熱もクソもあったもんじゃありません。
断熱・気密性能はというと、ダイワハウスの営業さんに聞くとQ値はジーボΣで0.9~1.0、ジーボでも1.2ぐらいとのこと(あるサイトでは2.3以上でしたが、HPにもその数値が見当たらないのであまり良いとは言えない数値かと。。。)ただ、外張り断熱は有効な手段。複雑な柱と柱の間に断熱材を敷き詰めるのとは違い、ただ外に板をそのまま固定するだけなので誰でも簡単に断熱材を敷き詰めることができるため、鉄骨には欠かせない断熱方法だと思います。
気密性C値はわからないとのことですが、構造上、おそらく5.0程度になると思います。
外に断熱材を張るので、シロアリ対策は必至。
ダイワハウスはグラスウールボード(グラスウールを板状にしたもの)をアルミでくるむそうです。グラスウールは無機質なためもともとシロアリからはOut of 眼中なので特別な対策は不要かもしれません。
ちなみに、グラスウールボードをアルミでくるんでいるのは、グラスウールが湿気に弱いから(垂れて落ちてしまいます)。湿気については、最近どこもそうですが、壁内通気工法というもので壁の中に湿気を溜めないよう、湿気の道を通わせています。(ただの隙間といえばその通りなんですが。。。※隙間には鳥や虫が入るので壁の入り口(通気口)を網で塞ぐ必要があります。ダイワハウスの対応は確認していません。選ばれるときは確認してください。)
・外張り断熱:構造の外に断熱材を設けること(断熱材の固定が難しく、断熱材を厚くすると耐久性が維持できないため、ダイワハウスでは外張り断熱+内断熱のダブル断熱を行っている)
2.Σ型デバイス
これは、Σの形状をした柱です。地震などの衝撃を吸収する(緩衝する)効果があります。
ダイワハウスといえば「強い家をつくろう。」がコンセプト。地震を模擬した実証実験による裏付けが、技術の高さを証明しています。
「強い家」とは地震に対してだけではなく、経年劣化(防水・防湿)、長期保証と合わせて「強い家」としています。
ここは正直、大手ともあって安心しています。技術ノウハウの蓄積も、経営の安定性も申し分ありません。
3.天井高2m72cm・大開口の窓
なにもダイワハウスに限ったことではありませんが、軽量鉄骨は柱が少なくて済む分、高さ方向にも横方向にも広くとることができます。
天井が高いと広く見えてそこにいるだけで何となく落ち着きますよね・・・広い窓は景観を区切ることなく景色を切り取れるので目の前に鑑賞できる景色がある方はぜひ採用したいところでしょう。
4.高い遮音性
自分は鉄骨は音が響くイメージがあったのですが、木造のほうが響くらしいです。それに加え、制震ゴムを挟んで音の振動を床が吸収してくれるそうです。ダイワハウスの遮音性は-50dB。これかなりすごいんですが、外が80dBのとき、家の中は30dBになるということ。地下鉄の車内にいるとき、ささやき声が聞こえるということ(。。。どゆこと?)
家の中でピアノを弾いても外は深夜の郊外並みに静かだということ。(こっちだったか!)
この遮音性は業界トップレベルだそうです。(他社は-30dB~-40dB)
<参考>
100デシベル・電車が通るときのガードの下
90デシベル ・犬の鳴き声(正面5m)・騒々しい工場の中・カラオケ(店内客席中央)
80デシベル ・地下鉄の車内・電車の車内・ピアノ(正面1m)
70デシベル ・ステレオ(正面1m、夜間)・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭
60デシベル ・
60デシベル ・静かな乗用車・普通の会話
50デシベル ・静かな事務所・クーラー(屋外機、始動時)
40デシベル ・市内の深夜・図書館・静かな住宅の昼
30デシベル ・郊外の深夜・ささやき声
20デシベル ・木の葉のふれあう音・置時計の秒針の音(前方1m)
ということで、とりあえず軽量鉄骨で防錆剤も万全(75年の耐久性)。軽量鉄骨も床材は木なのでシロアリ対策が必要ですが、それも対応済。防蟻シートを基礎に敷きます。
などなど、細かいところまでノウハウもあり、品質の高さは大手ハウスメーカーならでは。問題ないでしょう。
注文住宅で建てるとなると、坪75万~80万円と言われました。35坪で2800万円。建物だけで。全く手が出ないので選択肢から外しました。いや、外されましたとさ、ちゃんちゃん。(規格住宅は坪55万~65万円だそうです。)
ただし、まだ続きがありんすで、ダイワハウス(栃木)は分譲住宅をメインでやっています。インターパークの奥はダイワハウスの町。ダイワハウスは町から作っており、分譲地を建売で売っています。建売になるとトータルで3000万円~3800万円(32~35坪程度)とのことでした。
ん~、個人的には、隣と似たような間取りになるのに少し抵抗があり建売は今のところ選択肢に入れていませんが、ダイワハウスは分譲地から手掛けているだけあって、ダイワハウスの町に用事のない人が入ってこないような道の経路になっています(道が公道に貫通していないので住民しか使わないようになっている)。このように、住むためだけの町になっている、という点は考慮すべき大きなメリットだと思います。
永く住める家、地震対策と高い品質を望むなら(予算が合えば)ダイワハウスで間違いありません。
まず初めに悩みました。。。木造か軽量鉄骨(以降、鉄骨。)か。(RCか。)
RC(Reinforced Concrete:鉄筋コンクリート)は、建もの探訪の渡辺さんが自宅をコンクリ打ちっぱなしにして失敗(冬は寒く夏は暑い)。という話を耳にし、選択肢から外しました。あと高くてそもそも。。。
シェアで言うと日本はやっぱり木造が多いですね。ということで、木造と鉄骨を項目ごとに比較してみます。
<断熱性>
木造 > 鉄骨
この差は熱伝導率の差によるものです。同じ温度でも、木のほうが熱を伝えにくいので、
例えばフライパンは、鉄が熱くなっても木の取っ手は熱くなりません。
家で言うと、鉄骨は外気で温められやすいのですが、木造はあまり影響を受けません。
ただし、鉄骨でも外断熱にすれば、そもそも外気温にさらされないので、構造(木造か鉄骨か)による断熱性に違いは出ません。
<耐久性・シロアリ・湿気・防火・耐震性>
鉄骨 > 木造
木の種類もいろいろ出てきました(集成材やMDFなど)が、一般的に鉄のほうが木より固いです。
耐久性については鉄骨が優位。
鉄は劣化しませんが、木は必ず痩せてきます。ダイワハウスいわく、鉄は防錆剤で75年はもつ、とのこと。木は20~30年に一度、修繕が必要になります。
シロアリについてはもちろん鉄骨が優位。
木造はシロアリ対策が必要不可欠(鉄骨も床材はシロアリ対策が必要ですので注意。)
シロアリ対策は各社いろいろで、ベタ基礎であれば防蟻シートが入れられますし、木材の種類もシロアリに強い木(ヒバ、クリ、ヒノキ、スギ)があります。柱や土台への防蟻剤も、表面塗布と加圧注入があり、表面塗布の効果は5年、加圧注入は(一条工務店いわく)効果は75年だそうです。
湿気についても鉄骨が優位。
高温多湿の日本において、木造は注意が必要。基本的に雨にさらされなければ問題はないのですが、雨漏りなどは大敵です。鉄骨はあまり気にする必要はないでしょう。
防火性能については構造に対する優越をつける気はありません。
性質のみを述べますと、木造は燃えやすいですが芯が残ります。鉄骨は熱に弱いのですが、構造の比較をしてる暇があるぐらいなら、速やかに逃げてください。これが一番です。
地震に関しては甲乙つけ難しです。
やらかい木造は揺らして地震の揺れを減衰させるのに対し、固い鉄骨はそのまま揺れを受ける代わりに、びくともしない。といった差があります。
最近は木造でも厚い集成材で頑丈にしたり、鉄骨でも制震ダンパーで揺れを減衰させるようにしている住宅メーカーもあるようです。
総合的に、鉄骨のほうがメンテナンスフリーで耐久性は高いという結果に。
・集成材やMDF:集成材は板、MDFは木のくずを接着剤で貼り合わせたもの。変形が少なく頑丈。(無垢材:木を切った、削ったままの板で、温度・湿気により変形する)
・制震ダンパー:身近なもので例えると筒状の水鉄砲のようなもの(かえって分かりにくいか。。。)つまりは。。。衝撃を和らげてくれるものです。制震ダンパー自体は油圧の粘性を使ったものですが、油圧を使わずに柱の形状・材質を変えることで衝撃を緩和させるものも出てきました。
<間取りの自由度>
鉄骨 > 木造
なんとでもなるので参考レベルですが、鉄骨のほうが少ない柱・つがいで組めるので広さを造ることができます。大開口の窓は鉄骨ならでは。それに対し、木造は加工のしやすさから間取りの組み方に多少融通が利きます。将来のリフォームも木造のほうが改修しやすいとのこと。
ただ鉄骨も、最近では数ミリ単位で間取りを変えられる鉄骨も出てきてあまり自由度で比較するのも意味なくなってきました。メーカーの提案力次第ということですね。
ただし3階建てなら鉄骨じゃないとダメ。
<地盤との相性>
木造 > 鉄骨
地味に影響する可能性があるのがこの地盤との相性。木造は軽く、鉄骨は重いです(軽量鉄骨とは言うものの、木造よりもかなり重くなるようです)。何を言いたいかというと、鉄骨のほうが強い地盤を必要とする、ということです。ただし弱い地盤でも相応の地盤改良をしていれば問題はありません。木造でも地盤改良が必要な時は必要になりますし。。。(地盤改良:100~150万円ナリ)
<価格>
鉄骨 > 木造
鉄骨のほうが材料の総体積は少ないのですが、そもそも単価が高いので家1棟で換算すると鉄骨のほうが高くなります。
→とかいろいろ言うとりますが、結局私は断熱性能で考えて木造を選びました。みなさんはいかがでしょうか。。。
まぁ、ただしこればっかりは技術の進歩により大差はありません。好きなデザインやメーカーがあればそこを選べばいいのかと。色々調べた結果、好みによる、という結論に至りました。
SUUMOさんの紹介の中から早速、展示場に行ってきました。
価格で絞ってまず初めに訪問したのは桧家住宅。今のところ一番の推しメーカーです。
1988年設立。(最近はフランチャイズもやっているようですね)
特徴は
1.アクアフォーム(断熱材。2009年に子会社化した日本アクアの商品)
2.Z空調(全館空調のようなもの)
3.基礎断熱・屋根断熱
4.防蟻剤の加圧注入
5.青空リビング・固定階段付き小屋裏収納6.壁の角が丸い
といったところです。
1.アクアフォーム(断熱材)
歴史も浅く実績データは乏しいですが、ネットにはいろいろな情報が載っています。よく比較される断熱材としてアイシネンもあります。
アクアフォームは簡単に言うと固いスポンジ(現場発泡の硬質ウレタン)。アイシネンは柔らかいスポンジです(現場発泡の軟質ウレタン)。アクアフォームが実際に発泡するところをコップで見せてもらい触らせてもらいました。台所のスポンジが固くなったもの、といった感じです。
<メリット>
・高気密
桧家住宅はQ値1.9(カタログUa値からの簡易換算)・C値0.7(カタログ値)
家全体を隙間なく囲むことができるため、容易に気密を上げることができます。
※桧家住宅のQ値は高断熱とまではいかない数値
(ただし、Ⅴ地域でリビング階段を入れる場合はQ値2.0以下で十分とのこと)
→予算との相談ですがアクアフォームの厚みを増やすことも可能なので検討します。
Q値:断熱の指標(計算値。数値が低いほど高断熱。長期優良住宅はⅤ地域で2.7以下のこと。)
C値:気密の指標(実測値。数値が低いほど高気密。数年前に国の基準から外された)
長期優良住宅:国が定めた基準。税金や保険の優遇が受けられる。書類審査要。
Ⅴ地域:寒暖地域を8段階で区分したもの。数値が小さいほど寒い地域。
・劣化・変形が少ない(エビデンスなし)
基本的には無機質(合成ゴム)なので劣化は少ないとのこと。
・日本アクアの施工による施工ばらつきの低減
アクアフォーム専任の方が施工を担当してくれます。
<デメリット>
・高価
グラスウール ¥110/m2程
グラスウール硬化パネル ¥500/m2程
アクアフォーム(標準) ¥2000/m2程
アイシネン ¥3500/m2程
・吹き付け部のズレに対する亀裂
自己吸着性を持ち、吹き付け部に固定されますが、硬質ウレタンのため、引っ張りに弱い(アイシネンはある程度許容があります)
桧屋住宅は在来工法+2X4(ツーバイフォー)を合わせたハイブリッド工法に加え、剛床(ごうしょう)工法により家自体の揺れを少なくすることでズレ対策としています。
・シロアリに弱い(シロアリは金属をも浸食する)
アクアフォーム自体はやわらかいのでシロアリの食道になりやすいです。
桧家住宅はベタ基礎に防蟻シートを貼って下からシロアリが上がって来ないようにして対策しています。
ただし、空からやってくる輩もいるようで、そもそもシロアリの大好きな菌を繁殖させないよう、湿気を溜めない工夫が必要です。
桧屋住宅の湿気対策は壁内通気と基礎換気で対応しているようです。
・リフォームしにくい(吹き付け後は穴をあけるなどの加工をしないと配管が通せない)
桧屋住宅は配管設置後、アクアフォームを吹き付けます(と聞いています。)
※将来のリフォームを見据えた配管の取り回しが必要かもしれません。(まぁ、そん時はそん時か。。。)
2.Z空調(斎藤工がCMしています)
ダイキンとコラボした全館空調システム(のようなもの)。
ココチE(24時間換気)にエアコンを連結させたもので、1年の実証実験を経てようやく商品化させた肝入りの技術です。
毎月の電気代はというと、Z空調で24時間家全体を温める続けるのと、使用する部屋を都度エアコンで温めるのと、ほぼ同じという結果に。
自分は冬の風呂場や廊下の寒さに耐えられないため、全館空調は絶対条件です。ご年配の方にとっても、全館空調はヒートショックの防止に有効なのだとか。
(床暖房は冬にしか使えないので、コストメリットが低く選択肢から消しました)
ただし、全館空調を使用する絶対条件は「高気密」であること。
桧家住宅を推す理由は高気密と全館空調が揃っているところで、自分はそこに大きな魅力を感じました。
※ちなみに壊れた際は全交換ではなく、壊れた部品を交換するのだとか。
(桧屋住宅HP抜粋図)
黄色がアクアフォーム(標準)ピンク色がアクアフォームNEO(高断熱だが高価)
3.基礎断熱・屋根断熱
桧屋住宅は床ではなく基礎にアクアフォームを吹き付けます。床断熱と比較して、床の温度は同じ(賛否両論あり)ですが、基礎断熱は基礎内結露を軽減します(さらに、桧家住宅は基礎に換気システムを入れているため湿気を強制的に逃がします)。ただし、地面により近いところに断熱材を配置するのでシロアリ対策は要注意です。(桧家住宅の対応を確認できたら追記します)
桧家住宅は天井ではなく屋根にアクアフォームを吹き付けます。これは小屋裏収納があるからですね。真夏の小屋裏でも汗をかくほど熱くはならないという方もいるようですがまだ体験していないので何とも言えません。(体験したら追記します)
<参考>
省エネルギー基準で定める断熱等級は、断熱材の種類と施工する部位毎に、断熱材の厚さを指定しています。
断熱等級4(Max)を謳っている桧家住宅ですが、一般仕様のアクアフォームの厚さは断熱等級4を取るには薄いです。ただし、断熱等級4相当の性能を持っていれば断熱等級4として認められるます。果たして桧家住宅で長期優良住宅を申請できるのでしょうか。。。
4.防蟻剤の加圧注入
通常防蟻剤(シロアリ対策)は木材の表面に塗りますが、加圧注入というのは、防蟻剤を木材に加圧して注入することです。まぁ、何が違うのかというと、加圧注入は、奥まで浸透させられるうえに、より防蟻効果を維持することができる、というものです。これは一条工務店と同じ手法で施工されています。ただし、一条工務店はすべて加圧注入木材を使用しますが、桧家住宅は土台と大引き(おおびき)にしか使いません。(大引きも土台のようなものです)それ以外は表面塗布です。
とはいえシロアリを考える上で土台の加圧注入材はかなり有効だと思います。
ちなみに桧家住宅の防蟻保証は5年(表面塗布の一般的な保証期間と同じ。加圧注入について、一条工務店は「75年は大丈夫」と言っていたので桧家住宅も土台部は大丈夫そうです)
5.青空リビング・固定階段付き小屋裏収納
うちの兄が別の工務店で屋上庭園を造っていました。子供が兄の家にお邪魔すると取り敢えず屋上に行きたがります(笑)
確かに気持ち良い!兄曰く、あまり使ってないな。。。とのことですが、プライベート感半端ないです(鼻息荒し)
まぁ、つけるかどうかは別として、選択できるということです。
ちなみに、桧家住宅の水漏れ保証は10年。基本的には金属防水なのでメンテナンスフリーのようですが、穴が開くなどして水が通過するとその下は木なので腐ります。桧屋住宅は金属防水専門業者に委託していますが、桧屋住宅のお宅で水漏れの報告はまだ無いとのこと。(営業トークなので話半分でお願いします。)
小屋裏収納は140cm(法的に部屋にならない高さの基準)で、かがまないと部屋内は移動できませんが、固定階段も相まって、とっても使い勝手が良さそうです。年を取ると・・・(てんてんてん)ですが、足が使えるうちは重宝しそうです。
ちなみに青空リビングはオプション。小屋裏収納はほとんどのプランで標準です。
長くなりました。。。すみません。
てなわけで今のところ一番の推しメーカーですが、次回以降は相談料として1万円が必要らしいです。契約した場合は印紙代に。契約しない場合は原則返金とのこと。
この1万円がハードルとなって次回の打ち合わせを躊躇していましたが、来月、1万円払う決意をいたしました!
行ってきます。
桧屋住宅は営業も打ち合わせは常に2人態勢で対応してくれるとのことで、よくある営業マンの個人差でばらつく、なんてことは比較的少なそうです。
まずは土地を探してもらうようお願いしに行きます。桧屋住宅は土地専門部があるようで、そこが担当してくれるらしいです。
土地と間取りが決まるまで契約する必要はないので、土地と間取りプランを他社と比較して決めていきたいと思います。(うちは土地とメーカーと合わせて検討することにしました。土地が良くてメーカーが許容できるところであればそこに決めよう、と考えています。妻が地元なので土地に関して詳しいです。助かりますね。)
ではでは、他にも書きたいことはまだまだありますが、それまた、別の機会に。